メンバー紹介(その5)は、タイトル曲『Manna』に参加している福岡メンバーのご紹介です。

 

■Ken Ogushi (Bass) 

 中学生ながらギャラをもらってダンスパーティで演奏する程の実力のあった、同級生同士で結成したサンハウスのコピーバンドからベーシストしてのキャリアをスタート。更なるバンド活動を求めて大学進学するも環境が合わず、大学中退後、当時の福岡の音楽発信拠点のひとつであった福岡市東区香椎のレコード店に勤務し、東区の音楽コミュニティに加わる。所属していた99 1/2(ナインティナイン アンド ア ハーフ)というバンドは1985年頃より Dr.FeelgoodやThe Pirates などの楽曲からインスパイアされた スピード感のあるブルーズロックを演奏する、全国に先駆けた存在であった。家業のため一時バンド活動から離れるも、1988年には元ヒートウェーヴの増永尚喜氏率いるRUNTに加入。後、Natsuki率いるAREAに加入し、今回の『Manna』はその加入当時の音源となる。

 

 

■Jun Yamada (Guitar) 

 8ビートを基調にしたロックンロールバンドが多数を占める福岡において、メンバー探しに苦戦していたNatsukiにファンの一人が「良い人がいる」と紹介。ともにThe Cureの大ファンという事で意気投合し、AREA加入に至る。
 AREA加入以前は、大塚直之氏(後にJug&Boggie Boxを結成)とBLAU HUNTというバンドを結成し活動していた。
   豊富な音楽と映画の知識を活かし、福岡在住中は福岡市内の著名な中古レコード店やレンタルビデオ店の店長として仕入れを担当。人目を引く端正なルックスで地元の情報誌でも度々紹介される存在であった。

 

 

『Manna』制作の礎となる、福岡ニューウェーブを代表するバンド「Neo Musium」の未発表シーケンスがどのような経緯で私に託されたか、は、長ーくなるので、後日あらためてUpさせて頂きますが、

 

今回作品化された『Manna』は、私が所属していた事務所の閉鎖が決まり、社長は親交のあった東京の事務所へ、私は活動をスタートしたばかりのバンドを続けるべく福岡に残り、という中で、退職金代わり(?)として録音してもらった16trの1/4マルチテープの音源をデジタル変換し、2017年にふさわしい音として磨きをかけて頂いたものです。

 

事務所に所属する際に「あと2年早く出会いたかった」と名言された通り、私が本格的な活動をはじめた頃は、東京の音楽シーンがニューウェーブからパンクへ移行しはじめた頃で、「Virgin Recordのような存在」を目標とする福岡の小さな音楽事務所は、昨今の東京のシーンにあうパンクバンドを先に売り出し、その次に私を売り出そうという活動戦略をとる事になり、事務所の都合上しぶしぶ裏方の仕事を請負う事になった一方、裏方の仕事を行っている時は私自身がアーティストである事を公言する事が固く禁じられていたために、私的には精神的に非常に苦しい時期でしたが、奇しくも事務所閉鎖という形で苦しい時期が終わり、自分の選んだ仲間と自分の裁量で活動をスタートしたこの時期は、ささやかながらも今でもキラキラ輝いている素敵な時間です。私の好きな英国のバンドは、初々しいバンドが世にでて、成長していく様を観るのが醍醐味だったりするので尚更ね。
また、あの時きちんと話を聞いてあげていれば、もっと続ける事ができたのかな、とか、自分の不甲斐なさを反省する原点でもあります。決して後ろ向きな意味でなく、みんながHappyに活動できるバンド運営とは?的な、普遍的な事を今もよく考えるので。

 

この記事冒頭のプロモ写真は、当時熊本に住んでいた母からカメラを送ってもらい、セルフタイマーを使って「間にあわなーい!」とかわーわーキャーキャー言いながら自分達で撮影したものです。若いってイイネ🎶

 

音源の再構築にあたっては、GOK SOUNDの近藤さん、STUDIO LITTLE DINOSAURの山内さんに多大なるご尽力を頂きました。また、超・難案件の本音源の作品化に同意してくださった、板倉さんと内藤さんにはあらためて感謝申し上げます。

 

 

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